美味しい蒲焼をつくるため
1. 活うなぎ使用
当店では仕入れたうなぎを井戸水を利用し管理。その日調理する分だけ裂きます。
2. 裂き・串打ち
背開きにしキモなど取り2分にします。裂いたうなぎに熟練された高度な技術で竹串を打ち、焼きの下準備を整えます。
3. 白焼き・蒸し
一匹一匹うなぎの状態が違うので、職人がそれに合わせて加減を調整。ここでの焼き方で味に差がでます。
次に蒸しですが、これもふっくらとやわらかく仕上げるため微妙な蒸し時間があります。
4. 仕上げ
仕上げにうなぎ二葉の秘伝のたれで焼き上げます。備長炭により、一層ふっくらと表面は香ばしく、うなぎ本来の旨さが味わえる蒲焼を伝統の技が引き出します。
うなぎのお話
板場の修行
古くから鰻料理は王様として君臨してきました。ですから料理をする側にも古くからの言い伝えがあります。「串打ち三年、裂き八年、焼きは一生」一人前の鰻屋になるには、大変な修行が必要だったようです。